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武田クリニックメールマガジン 第119号

2008.07.30

上原医師より

暑さ厳しきおりではございますが、皆さまお変りはありませんでしょうか? 
さて、今回は当院で新たに行われているFMD(Flow Mediated Dilation)という検査を御紹介しましょう。
このFMDは、日本語では血液依存性血管拡張反応検査と言いますが、難しい単語ばかりで分かりにくいですね。(*^~^*)ゝ

思いっきり簡単に説明してしまうと・・・血液の流れを一旦遮断した後の血管拡張の反応を見ることで、動脈硬化の進展=将来の心筋梗塞などの、危険度を知る検査ということになります。するどい方は、以前から行っている脈波と検査の主旨が似ていると思われるかもしれませんが、FMDの方が将来の心筋梗塞の予測的中率が高いとも言われています。逆に検査結果の再現性の悪さが危惧されるとする意見も散見されるため、脈波と上手く使い分けて、将来の心筋梗塞などのリスクを検出していくのが大切です。

では、動脈硬化の予防には何が良いのでしょうか?残念ながら今のところ直接的に動脈硬化を改善する薬はありませんので、皆さんが日々頑張られている生活習慣病対策が重要となります。そういう訳で我々も心を鬼にして(?)、指導をさせて頂くことになるのですが・・・診察室を出て行かれる時にみのさんの影響か、「で、結局、何を食べると良いわけ?」って聞かれることもしばしば。。。(  ̄ ~  ̄ ;)実はけっこう凹む瞬間です。(笑)

頑張って、分かりやすい説明に励みたいと思います。日に日に暑さも厳しさをましてきておりますので、どうか御自愛ください。 ( *^-^* )

管理栄養士 三簾より

こんにちは!暑さが一段と厳しくなってきましたね(^-^;)体のためにと、家では冷房に頼らずに今のところ頑張っていますが、そろそろこの暑さに負けてしまいそうです。最近は寝苦しく、夜中に何度もジト~と汗をかいた不快感と、のどの渇きで目を覚まし、今朝はすっきりと目を覚ますことが出来ませんでした…。

寝ている間に、人は約350mlの汗をかくといわれています。
人間の体の60%は水分からできていて、1日に2.5Lもの水分が汗、呼気や尿から排出されています。

それに加えてこの暑さ・・・皆さん水分補給はこまめにしていますか??
水分補給として好ましい飲み物は、水やお茶類(緑茶・麦茶・ウーロン茶など)です。

スポーツ選手並みに運動をされている方は、さまざまな電解質が含まれているスポーツ飲料が適していますが、普段の生活では必要ないと思われます。糖質や塩分が含まれている物もあるので、血糖コントロールや血圧を悪化させてしまう可能性もあります。ご注意を!!

また、キンキンに冷えたものより、ちょっと冷たいと感じる程度の温度(5~15℃)が胃から腸への通過がより速いといわれています。元気にこの夏を乗り切るためにも、水分補給の取り方を見直してみてください☆


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