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武田クリニックメールマガジン 第130号

2009.01.15

上原医師より

空寒さ厳しきおりでございますが、皆さまお変わりはありませんでしょうか?今回のお題を何にしようかなと思案していたのですが・・・今年も多くの方々に注射させて頂いた、インフルエンザワクチンについてお話しようと思います(*^~^*)ゝ

インフルエンザの予防接種の際にご質問が多かったのは、「どの型が入っているの?」というものでした。平たく言えば今年に流行りそうな型ということになりますが、それらはどのように選定されているのでしょうか?日本におけるインフルエンザワクチン製造株の決定は、国立感染研究所の検討に基づいて、厚生労働省が行っています。 

その選定過程は、感染症発生動向調査により得られた流行状況、分離ウイルスの抗原性・遺伝子解析の成績、感染症流行予測事業による、住民の抗体保有状況調査の成績などに基づいて、まずはいくつかのワクチン候補株を選択します。これらについて増殖効率や、安定性などのワクチンとしての適格性を検討し、振い分けをします。さらに次シーズンの流行予測の検討結果や、WHOからのワクチン推奨株情報、外国における諸情報を総合的に検討して、最終的に候補株を選定しているようです。

A型2種類、B型1種類の混合で、ちなみに今年は、A/ブリスベン/59/2007(H1N1)、A/ウルグアイ/716/2007(H3N2)、B/フロリダ/4/2006という3種類が入っているようです。

ワクチン株と実際の流行株の適合性が無いと、予防接種の効果は乏しいので、今年の流行予測が当たっていることを願うばかりですね。インフルエンザの罹患予防にワクチンはもちろん重要ですが、外出後の手洗いとうがいなどの、日常生活でできる予防方法も重要です。寒い時期ですし、体調管理には十分お気をつけてください( *^-^* )

臨床検査技師 長谷川より

新年明けましておめでとうございます。年末年始はお酒や御馳走をいただく機会が増えたので、ちょっと食べすぎたかも…と思われている方も多いのではないでしょうか?

1月に入り半月経ち、お正月気分も抜けてきた頃なので、心当たりのある方は、新たに仕切り直して気をつけてくださいね。また、みかんなど果物の食べすぎも要注意です。最近は空気がとても乾燥しています。風邪やインフルエンザに罹らないよう、うがい手洗いを徹底してこの季節を乗り切りましょう。


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