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武田クリニックメールマガジン 第167号

2010.07.30

杉沢医師より

はじめまして。第3土曜日の診療をお手伝いさせていただくことになりました杉沢と申します。
専門は、糖尿病・脂質異常症(高脂血症)です。
ともに代表的な生活習慣病で、患者さんの数は年々増えております。

糖尿病は血糖値が高く、脂質異常症はコレステロールや
中性脂肪が高い病気ですが、自覚症状がないことが多いため、
なかなか病気である実感がわきません。
しかし、これらの病気は、動脈硬化を進めてしまう代表的な危険因子です。
(他に、高血圧やタバコも動脈硬化の危険因子です。)
気付かないうちにゆっくりと血管を傷めていき、血管の壁を厚くして血管の内腔を狭くしてしまいます。

すると、体に十分な血液が送られなくなってしまいます。
場所によっては命にかかわる病気を起こしてしまう可能性があります。
その代表が心筋梗塞や脳梗塞です。

将来、動脈硬化による病気にならいように、今から危険因子を抑えていきましょう。
きっと、5年後、10年後にはよかったと思えることでしょう。

動脈硬化の予防と早期発見をめざして、皆さんとともに頑張っていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

看護師 武田より

梅雨が明けて、海や山が恋しい季節となりましたね。
毎日、暑い日が続いています。
室内にいても、汗をかいていなくても、熱中症になることがあります。
水分をこまめにとるようにしましょう。

また、建物の中と外との気温の差が大きいので体温調節が難しくなります。
簡単に羽織れるものを持参するなど、健康管理に気をつけてください。

先日、糖尿病療養指導士のための勉強会に参加して来ました。
久しぶりに、大学の教室で6時間以上の講義を受けました。
5月の糖尿病学会に参加した時もそうでしたが、いろいろな施設から、たくさんの方々が参加しており
とても刺激を受けてきました。また、気持ちを新たにして、頑張ろうと思います。


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