武田クリニックメールマガジン 第253号
2014.02.28
守田医師より
今回は生活習慣病と性格についてお話したいと思います。
当然ですが、性格は人様々ですね。
その性格が病気のリスクを上げることがある、という事をご存じでしょうか。
例えば、狭心症や心筋梗塞など虚血性心疾患は、血液型のA型タイプ(真面目で几帳面な性格)がリスクの1つとして上げられています。
生活習慣病はその名の通り、生活習慣が作り上げていく病気ですが、生活習慣とその人の性格というのも、関連性が高いと思われます。
几帳面な人や孤独な人、ストレスをためやすいタイプの人は、過食や不眠、アルコール、喫煙などに走りがちかもしれません。
また、面倒くさがりな人は、あまり体を使わない生活を過ごしやすいかもしれません。
このような事だけでも、性格と生活習慣病が絡んでいそうだと予想できますね。
古代ギリシャのヘラクレイトスは、「人間の運命はその人柄が作る」と言いました。
自分の性格を踏まえて、上手にストレス発散をできる環境を整えることも、生活習慣病の発病予防および大切な治療のひとつかもしれません。
それがなかなか難しいことも重々承知はしていますが・・・。
臨床検査技師 脇屋より
ヒゲの臨床検査技師の脇屋です。
今年の2月は、例年のようなインフルエンザの大流行というより、2週に及ぶ大雪による生活物資の流通の停止、公共交通の停止と、近年まれにみる事態となり、都市機能が停止するほどでした。
幸い当院のスタッフは、交通機関の不通による数名の勤務不能者(実は私でした)が発生いたしましたが、通常診療が可能なだけのスタッフが出勤してくれて、無事に診療を実施することができました。
今年は花粉の飛散量が、例年の3~5割との予想が出ています。
これから花粉症の本番となります。
飛散量が少ないといっても早めの服薬で症状を抑えましょう。