武田クリニックメールマガジン 第260号
2014.06.14
守田医師より
年末年始に血糖コントロールが悪くなっていた方々も、
GW明けにはいつもの状態に戻られた方が多いようです。
食事に気を付けていただいた事に加えて、寒くて引きこもる→ウォーキング再開など
運動のチャンスを増やしていただいた結果のように思います。
やはり、体を動かすことを続けられることが安定した血糖コントロールを維持する
キーポイントの1つであることに間違いないですね。
そこで、みなさんに季節に関係なく行える「すき間運動」をおすすめしたいと思います。
「すき間家具」というのがありますね。(通販やホームセンターにあるアレです)
無いなら無いで過ごせますが、あったらあったで大変便利なものですよね。
「すき間運動」は、やらないよりやった方が良い運動ですが、
そういう運動の積み重ねが長い年月をかけて血糖コントロールのみならず、
足腰の健康維持に役に立つのではないかと思います。
具体例をあげますと、
・エスカレーター→必ず階段
・買い物は歩きか自転車
・歯磨きしながらかかと上げ
・椅子→バランスボールに座る(当院でも実行中)
・掃除機だけ→雑巾がけもやる、等々・・・。
その方々の生活内容に合わせた「すき間運動」を開発して、
できることから取り入れてみてください。
余談ですが、すき間家具は極めて日本的な発想の商品のように思うのですが
外国にはあるのでしょうかね?