武田クリニックメールマガジン 第262号
2014.07.15
管理栄養士 大田より
梅雨入りの時は、7月中旬なんて遠すぎると思っていたのにあっという間に15日ですね。
近頃、栄養指導の際に食後の血糖値を緩やかにさせるため
「野菜から食べるようにしています」とのお声を多くいただいて嬉しい限りです。
夏野菜は特に生で食べられる物が多くていいですよね。
夏野菜というと、「きゅうり・トマト・茄子・とうもろこし・枝豆」などがあります。
実はこの中に、糖尿病食では野菜ではない仲間はずれがいます。
それは、「とうもろこし」と「枝豆」です。
炭水化物が多い「とうもろこし」は、お米と同じ分類として扱います。
中くらいのサイズ1本半で、ご飯1膳分(150g)ぐらいなので、食べる時は注意が必要ですね。
「枝豆」は、少量食べるには野菜扱いでいいのですが、
たくさん食べる時はタンパク質、つまり豆腐や納豆と同じ扱いになります。
たくさんとはどのくらいかと言うと、さや付きで片手に乗る量です。
私は、そのくらい食べれちゃいます。
あと、夏といえばスイカですよね。
分類上は野菜、ほとんど水とよく言われますが、実は糖尿病食では果物です。
水といっても砂糖水なんです。
とうもろしも枝豆もスイカも、美味しく健康的に食べるために量と回数には気を付けましょう。
看護師 野口より
7月に入り七夕は雨、そして台風・・・雨の日は気分が憂鬱になりますね。
以前はゆっくり本を読んで過ごしていましたが、今はなかなか時間が作れず
子供を寝かしつける為に読む絵本が私の読書タイムです。
著書:宮西達也の「おまえ うまそうだな」という恐竜の愛情の絵本を読んでいると、
涙がでてきて読めなくなってきます。
皆さん、[涙活:るいかつ]をご存じですか?
1ヶ月に2〜3分だけでも能動的に涙を流すことで、心のデトックスを図る活動のことです。
悲しい時、感動した時に流す涙はストレス解消の効果があるようです。
皆さんも久しぶりに、お気に入りの本を開いて涙活してはいかがでしょうか。
ちなみにストレスは血糖値を上昇させると言われていますよ。