武田クリニックメールマガジン 第268号
2014.10.15
大津医師より
秋です。秋分の日、川に沿って1時間半ほどランニングしました。
空や川、野球をしている少年たち、すれ違うランナーや自転車を眺めながら
ゆっくり走るのは気持ちいいものです。
LSD=long slow distance という言葉を聴いたことがありますか?
ゆっくり長い距離を走るマラソンのトレーニング法で「ゆっくり走ればはやくなる」
ことがわかり拡まった方法です。
自分なりのペースで、速さは気にせずに(歩くくらいの速さでいいくらいです!)
走ってみるのはいかかでしょうか?
看護師 石井より
日本の各地でも災害が起きています。皆さんは災害の備えはされていますか。
災害に備えてお薬は2週間くらい予備があるとよいでしょう。
当院では糖尿病や生活習慣病で通院されている方が多く、
インスリン治療や内服治療をしている方もいられます。
災害時に備えインスリンの予備や注射に必要な物品(注射針・消毒綿・血糖測定物品)を
用意しておいたり、捕食や・ブドウ糖・などを準備しておくとよいでしょう。
またお薬手帳には薬局でもらったシールを貼り、
常に現在服用している薬がわかるようにしておきましょう。
インスリン注射をしている方は使っているインスリンの種類や単位を覚えておいて下さい。
災害が起こって避難をした時は、医療スタッフに自身の病気や現在の治療について伝え、
体調が悪い時(発熱・下痢・嘔吐など)はすぐにスタッフに伝えて下さい。
救助物資はカロリーの高いものが多いので食事内容にも注意して摂取することが大切になります。
手洗い・うがい・マスクの使用や、血圧・血糖・体温などにも注意が必要です。
またトイレに行くのを我慢して水分量が減り脱水になりやすくなりますので、
十分に水分はとりましょう。
今回は災害時の備えについてお伝えさせていただきました。