武田クリニックメールマガジン 第274号
2015.01.15
研修医 亀井より
はじめまして。
東海大学病院臨床研修医2年の亀井佑太郎と申します。
1月の1ヶ月間、研修をさせていただきます。
大学病院の研修とは異なり、より地域に密着した医療は大変勉強になっております。
至らぬ点が多々あるかと思いますが、一生懸命頑張りますのでよろしくお願い致します。
看護師 武田より
今回は、車の運転について、お話しようと思います。
日常の移動手段の中には、手軽で便利な車があります。車は便利な半面、凶器にもなりえます。
2001年に道路交通法が改定され、「運転免許証を与えない者もしくは保留することができる者」の中に「無自覚性低血糖」が付け加えられたことはご存知ですか?
無自覚性低血糖は低血糖になっても何も自覚症状がなく血糖値が下がりすぎて、
意識を失ってしまう事もあります。
糖尿病で血糖を下げるお薬を内服していたりインスリン注射を使用している方は、
車の運転をするときは低血糖に気をつけてください。
運転する前に血糖値を測り、低血糖になりそうであれば捕食をしてから運転する。
また、車の中に必ずブドウ糖や缶ジュースなど捕食になる物を常備しておく。
おかしいなと思ったら車をすぐに安全な場所に停車する。など、
日頃から気をつけていてほしいと思います。
長時間の運転では、定期的に休憩を摂り、血糖値を測定してみましょう。