武田クリニックメールマガジン 第373号
2019.02.28
看護師 相原より
まだまだ寒い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
実家で猫を飼い始めたので少し調べてみたところ、2月22日は猫の鳴き声の「にゃん」「にゃん」「にゃん」と、日本語の「2」「2」「2」の語呂合わせにちなんで「猫の日」なんだそうです。
突然ですが、動物にも糖尿病があるのはご存知でしょうか。
犬や猫の糖尿病の場合、犬は1型、猫は2型に近いものが多いそうです。
私たち人間の糖尿病にも1型と2型がありますね。
日本人の大多数が2型と言われていますが、猫も80~90%が2型、いわゆるインスリン非依存性糖尿病と似たタイプだそうです。
原因としてはやはり肥満。
肥満になるとインスリンに対する反応が鈍くなってしまうためです。
痩せてインスリンに対する反応が元に戻るケースも多いそうですよ。
実家の猫もずんぐりむっくりな顔立ちと体で、会うたびにまんまるになっている気がして将来が少し心配です。
猫きっかけではありますが、私も体重管理には気をつけようと改めて思いました。
もうすぐ3月です。
暖かくなってきたら意識的に身体を動かすようにしたいと思います。
運動療法士 三井より
少しずつ春らしさを感じる季節となりました。
「まだ寒くて外には出られない!」という方も多いと思います。
ですが「食べたものを消費しなければエネルギーがどんどん身体にたまっていく・・・」こんな思いもありますよね。
皆さんは、自分がどの位エネルギーを摂取してどの位動いているか把握していますか?
「どの位動いたか」ということが簡単にわかるツールが、歩数計(活動量計)です。
現代では歩く事だけではなく、実際日常で活動したものを歩数に換算してくれる優れものもたくさん販売されています。
まずは付けてみてどの位なのか調べてみましょう。
「意外と動けていた!」「えっ?これしか動けてない・・・」と驚くかもしれません。
その数値を、カレンダーや手帳に記録することから始めてみましょう。
その後「どうして少なかったのだろう?」「なぜこんなに動けていたのかな?」と振り返り分析してみてください。
分析すると案外身近なところに原因が隠されていることに気づくかと思います。
また、活動量を上げるもう一つの工夫があります。
それは、歩数計を付けたら午前1回・午後1回位は歩数を確認することです。
確認することで次の行動を考える材料になります。
動き足りないのか、動きすぎなのか、その時の身体の状況も合わせて自分自身を振り返ってみましょう。
自分の活動量がだいたい分かるようになったら、今度は摂取したエネルギーとの割合がどうか、ぜひ栄養士にご相談くださいね。
身体を動かすウォーミングアップは出来ましたか?
歩数計を持って外に出て、春を見つけに行きましょう!