武田クリニックメールマガジン 第446号
2022.03.15
【1】臨床検査技師 川田より
皆さん、睡眠を十分とれていますか。
睡眠不足は生活習慣病の羅患リスクをたかめ、症状を悪化させると言われています。
睡眠中はノンレム睡眠(深い眠りで脳の休息をする)と、
レム睡眠(浅い眠りで記憶を定着させ考えを整理する、夢を見る事もある)
を周期的に繰り返しています。
睡眠は、何時間寝たかより、眠り始めの睡眠の深さとノンレム睡眠レム睡眠のサイクルが大事です。
寝入って3時間の間に深い睡眠に入ることで成長ホルモンが豊富に分泌され、細胞の修復、疲労回復をします。
また、睡眠は記憶の定着、免疫物質をつくる、ホルモンバランスを整えるなど健康維持に重要です。
平均90分のサイクルを繰り返し、レム睡眠で目が覚めるとスッキリして良いでしょう。
寝ているのに疲れが取れないという方は、生活習慣を見直してはいかがでしょうか。
起床したら光を浴び体内時間をリセット、寝る直前の食事やカフェインの摂取を避ける、
寝る前にスマホ等のブルーライトをあびない、眠りやすい環境をつくるなどを意識する事で
睡眠の質は上がります。
【2】受付 渡辺より
3月3は「桃の節句(ひな祭り)」でしたね。
ひな祭りにちらし寿司をたべました。ピンク色のちらし寿司になるのが
可愛くて、ついつい桜でんぶをかけすぎてしまいます。
そんなひな祭りの行事食にちらし寿司を食べるのかご存知ですか?
ひな祭りに直接由来はありませんが、見た目が華やかで、縁起のよい
食材を使うのでお祝いとして食べられるようになったそうです。
エビ:エビのように腰が丸くなるまで長生きができる
レンコン:先まで見通しがきく
豆:健康でマメに働ける
このようにちらし寿司は、色鮮やかで派手な見た目をしていることと、
縁起が良いとされる具材が使われていることから、ひな祭りのお祝い料理として
広く定着したのではないかと考えられているようです。
どんな具材が入ってるのかを知り、具材の意味について考えながら食べるとのも
楽しみのひとつですね。