武田クリニックメールマガジン 第523号
2023.04.28
【1】 医師 大野より
2023年4月より勤務しております、脳神経内科の大野と申します。
脳神経内科領域の疾患は根治出来ないものが多いですが、患者さんの症状が
少しでも安定するように努めてまいります。
何卒宜しくお願い致します。
【2】検査技師 佐藤より
4月も後半になり、暖かい日も増えてきましたね。
今回は動脈硬化の検査についてよく質問をうけるので簡単に説明します。
当院では動脈硬化を調べる検査として【脈波】【頚動脈エコー】【FMD検査】があります。
脈波は両手両足にカフを巻いて血圧を測りながら、伝わってくる脈を波形に表す検査です。
動脈の詰まりや血管年齢がわかります。
頚動脈エコーは首の血管壁の厚さを計測し、血管の内側の状態を確認します。
FMD検査は上腕を圧迫解放後の血管径を計測し、血管の拡張性を調べます。
結果はどれくらい拡張したかを%で表した値です。健康で活発な血管ほど拡がり数値が高くなります。
動脈硬化は自覚なく進行してしまうため、早期に発見することが重要になります。
動脈硬化の程度を調べ、疾患の発症や信仰を防止することを目的としています。