武田クリニックメールマガジン 第549号
2024.05.31
運動をするのに良い季節になりました。
みなさまも身体を動かしてはみませんか？
出来る方は２０～３０分、時間のない方は１０分程度でも継続すると効果があるそうです。
ウォーキングや自転車など軽い有酸素運動でかまいません。
運動は朝より夕方のほうが運動機能が高くなります。
また、夕方に運動すると夜の体温が上がって熟睡しやすくなるそうです。
汗をかいて暑熱順化、身体を暑さに慣らせてくださいね。
運動前と後に充分な水分補給を忘れないでくださいね。
今年も猛暑になりそうです。お身体をご自愛ください。
【２】臨床検査技師 佐藤より
５月下旬になり気温が上がってきましたね。
過ごしやすい気候ですのでぜひ外に出て緑を感じながら散歩など
体を動かす時間が増えるといいですね。
血液検査について、院内で測定できる項目が増えました。
高感度ＣＲＰやＢＮＰ、甲状腺ホルモンです。
ＣＲＰとは身体のどこかに炎症があると高値を示すので炎症のマーカーとして利用されています。
高感度ＣＲＰは、ＣＲＰよりもさらに検査の感度を高め、微量なＣＲＰでも測定できるようになった検査項目です。
体内で明らかな炎症が起こっていなくても、動脈硬化などさまざまな病気の予測に役立てられます。
ＢＮＰは主に心室で生合成されるホルモンで心機能のマーカーとして測定されています。
甲状腺ホルモンやＢＮＰは今まで採血当日に結果が出なかったので後日結果を聞きに受診する必要がありましたが、
待ち時間内で結果が出るようになったため診察、薬剤量の変更などがその日にできるようになりました。
