武田クリニックメールマガジン 第292号
2015.10.15
看護師 武田より
秋の気配が感じられるようになってきましたね。
食欲の秋、読書の秋、運動の秋・・・と、皆様は、どのように過ごされていますか？
クリニックの２階に運動療法室ができ、運動療法士による運動教室やヨガ教室に加え、
先日よりベリーダンス教室が始まりました。
私はベリーダンスに対して、動きが早く妖艶なイメージを持っており、自分には無理だろうと思いつつ参加してみました。
先ずは、ストレッチから始まり、一つ一つの動きをゆっくりと先生の説明のもとに行っていきました。
姿勢はそのままで、腰だけをスライドさせる事や、上半身（胸だけ）を動かす等、普段はやらない動きで、
なかなか思うように出来ませんでしたが、インナーマッスルが鍛えられるダンスということが実感できました。
最後は、各自が思うままに音楽に合わせて踊り（？）ストレッチで終了というプログラムでした。
初心者でも出来るようにゆっくりとしたプログラムで、 終了後は、体幹がぽかぽかし、ここちよい疲労感でした。
普段使用しない、インナーマッスルを意識して鍛えられるので、とても良いと思いました。
参加された、患者さんからも「楽しかった」との声が聞かれました。
今後は月に２回程度の教室が開催されます。
普段、運動をしない私でも楽しんで参加できましたよ。
興味のある方は、一度参加されてみてはいかがでしょうか？
臨床検査技師 高岡より
秋らしい日が長く続き過ごしやすい日が多くなりましたね。
食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋・・・浮かぶ言葉も人それぞれ違うと思います。
最近、『サルコペニア肥満』という言葉を目にするようになりました。
筋肉の減少と肥満が同時に起こっている現象を指すそうです。
健康への影響でいえば、サルコペニア肥満の方がメタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)よりも
生活習慣病の危険性や寝たきりになるリスクが高くなるそうです。
サルコペニア肥満になる原因の一つは運動不足です。
年齢を重ねるごとに、 運動不足や筋力の低下の自覚はありますが、
体型自体は若い頃とあまり変わっていないという人は注意が必要です。
そしてもう一つの原因が、『運動を伴わない食事制限だけのダイエット』があげられています。
『食べなければ痩せる』といった短絡的な考えは改め、しっかり食べて、食べた分をたくさん動いてください。
気付かぬうちに身体に必要な筋肉を失わないように気を付けましょう。
