武田クリニックメールマガジン 第284号
2015.06.15
向井医師より
今年の４月より、月曜日と水曜日の午前に神経内科外来を担当しております向井雅子です。
神経内科は脳・脊椎・神経・筋肉の病気を診る診療科で、脳卒中、物忘れ、頭痛、しびれ、歩きにくさなど症状は多岐にわたります。
神経内科の病気かどうかについてもご相談ください。
よろしくお願いいたします。
看護師 白石より
６月も半ばになり梅雨に入りましたね。
さて、最近テレビなどで≪糖の吸収をおだやかにする≫という飲み物やサプリメントを紹介している事があり皆さんの中にはご覧になった方もいらっしゃるかと思います。
これらの中には難解性デキストリンという食物繊維が含まれていて、その働きで糖の吸収をおだやかにするため食後の血糖値の上昇が気になる方に適していると紹介されています。
ただ誤解していただきたくないのは、残念ながら、これで糖尿病の治療が出来る訳ではありません。
この難解性デキストリンは元々食物繊維不足を補う為に作られたものです。
≪糖の吸収をおだやかにする≫という興味深いフレーズに試してみたいと思われるかもしれませんがサプリ等を試されたい時は必ず事前に主治医にご相談下さい。
糖尿病の治療はあくまでも内服・食事・運動の３本柱が基本です。
食物繊維も野菜から摂り、よく噛んで食べることをお勧めします。
蒸し暑くなってきました、こまめな水分補給を忘れずにこの時期をお過ごしくださいませ。
